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天気の子を観てきた

最近ブログがご無沙汰気味なのだが、たまには投稿しようかと思い。 基本あまり映画を見ることはないのだが、久しぶりに映画館に行ってきた。 観たのは「天気の子」、新海誠の新作である。 アニメーションというものに昔から若干の興味を持っていたから、今でも見たいという気持ちが高まることがある。 ほしのこえ、という 30 分くらいの作品をたった 1 人で完成させたというその人の作品は、 それから長い時を経て全国の映画館で放映されるようになった。 作品のあらすじとか、ネタバレとか、そんなものはとっくにネットの海に散らばっているだろうから、 単純に感想の混じった駄文を(もし散らばっていなかったとしてもそんなうまいこと文書かける能力もないし)。 見終わった瞬間は、その天気に関わらず晴れやかな気持ちになれたような気がした。 だいたい若い主人公たちが出る物語を見たときは、自分もこんな経験をしてみたかったと、ある種の嫉妬や羨望に近い感情を持つことが多かった。けれども今回は、1傍観者(観客?)として外野からそっと見守ることができた。 (これは作品のせいというよりは、自分が単に歳をとった(!)ということなのかもしれないが) 大人の世界は、理だらけだ。 理由をつけて人を説得し、お金をもらい、そうやって毎日を生きるための手段を得ていく。 もちろんその人の感性に価値がつくこともあるし、単なる時間だけで測られる時もある。 まっすぐやりたいことをいくら願ったところで、叶わないことも多くある。 では叶わないことは、諦めるしかないのだろうか? それは正しいのだろうか。 手段や方法が批判されたとしても、自分の願いを伝えること、そうありたいと行動することがどんなに尊いことかを、見せられたんだと思う。 前作「君の名は」もいい映画だったけど、今回も映画館に再訪するくらいには気に入っている。 自分に用意された世間一般でいう青春時代とというのはとっくに終わってしまったけれど、こんな作品にリアルタイムで出会えたのは嬉しいことだ。 // 酔っ払って書いているので、その内文書は直すかも