とあるきっかけで、インドに行くことになった。
1回くらいはタージマハル を見てみたかったこともあり、しゃちく(!)に許された少ない休みを使って日本を出たのである。2泊4日の旅行の記録。
予定としては、ニューデリーまで行って初日はデリー市内を見た後翌日タージマハルに行って日本に帰るというもの。だいぶ慌ただしい。
海外旅行に不慣れのため、飛行機は直行便。
ANAのNH827便でデリーまで移動することにした。
海外旅行に不慣れのため、飛行機は直行便。
ANAのNH827便でデリーまで移動することにした。
お金はないのでエコノミー席。機内はB787で1列あたり9列あるようだ。ネット上では「詰め込み座席」と呼ばれているらしく、若干怯えながら乗ったのだが、案外大丈夫であった。また、幸いに隣がいなかったので広く使うことができた。
欲を言えば、テーブルを全部出さなくてもコップがしまえる場所があればいいのにと思ったくらいだろうか。飲み物が終わるまでテーブルが邪魔だったので。
結構出身がインドの方?と思われるお客さんが多く搭乗していた。インドにはベジタリアンの人が多いらしく、専用の機内食のために座席にシールが貼られている人がかなりいた。3分の1位くらいはいたのではないだろうか。頭にターバンを巻いた人(個人的にインド人といえばこれ。)もいて、日本語が聞こえなかったらすでに海外だったかもしれない。
離陸してからお菓子とビール。おかきはハラル食品&ベジタリアンOKとのこと。
その後にごはん。本場行きの飛行機の中で日本で作られたタンドリーチキンを食べる。
一つ一つは美味しいのだが、炭水化物がやや多いような。
ハーゲンダッツ(!)がもらえたのは嬉しい。
到着前には軽食も(食べてばっかり
乗っているだけで目的地につけるのは便利である。
飛行機の到着は現地時間で日付が変わる頃。結局飛行機で寝られずぼーっとしたまま入国したのであった。
現地には友人が住んでいて、翌朝からはデリーの市内を案内してもらった。
(二日間寝食+移動をとてもお世話になった。もし1人で来ていたら、ちゃんと帰れたか怪しい・・・ありがたやありがたや)
大気汚染が深刻らしく、マスクが必要とのこと。町中で景色が霞んでいた。肺や気管支が悪い人は大変かもしれない。
知ってはいたけど街中で野良猫ならぬ野良牛が普通にいたのは、やはり驚きであった。
ついでに野良犬もたくさんいるけど、そちらは近づきたくない。しかも外にいる犬は結構な大きさだった・・・(ちなみにほとんど寝ている子たちばかりで、追い回されることはなくて済んだ)
翌日はタージマハル があるアーグラの街へ。
そういえば海外で鉄道にちゃんと乗るのは初めてかもしれない。前日デリー市内の地下鉄に乗った時は、とても綺麗なものだったが、インドの国鉄は昔ながらの「鉄道」の雰囲気がある。”汽車”といった方が似合う感じだが、ちゃんと電車が走っているようだ。
かなりの高速列車で(ガティマンエクスプレスという一番早い列車らしい)2時間かからずに到着した。
新幹線のグリーン車くらいあるいい座席だった。
とりあえずご飯はいろいろ出てくる。昔はあったかもしれないが、今じゃ国内の列車で食じが出てくることは極めて稀である。
ただしかなりジャンキー。それでいいのかインド人(健康的に)。
で、念願の(?)タージマハル 。
・・・大気汚染のせいか、霞んでいる。秋は空気が悪いらしい。
実際に近づいてみると、大理石でできた建物は細かい装飾で満たされていた。
エジプトのピラミッドもそれはそれは規模の大きいお墓であるが、タージマハルはまた違った壮大さを見せてくれる。
近くにはアーグラ城塞と呼ばれるムガル帝国時代の歴史的建造物があり、そちらも訪れた。タージマハル は観光客にもちろん人気だが、こちらの方もみていてより楽しいものだった。ちなみにタージマハル もこちらも世界遺産である。
なお、城塞とだけあって(?)今でも一部は現役の軍施設なんだとか。
この後はニューデリーに戻って日本に帰るのだが、だんだん写真を撮る元気がなくなってしまったので、あまりいい記録を残せていなかった。
ふと思うのは、アーグラからデリーに向かう電車の車窓が、どことなく地元の風景に似ているように見えたこと。
もちろんよく見ればいろいろと違うところはあるのだが、地方の風景はどこの国でもかぶるところがあるのだろうか。
たった二日間だったが、普段では絶対に体験できない時間を過ごすことができた。
ちなみに、帰りの便もANA。行きの方がご飯美味しかった(特にお米がNGである)。
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